「茶のしずく石鹸」被害110番

Blog カナリヤの声

茶のしずく石鹸:アレルギー被害110番  京都弁護士会、30日に電話相談 /京都  2011年8月28日 毎日新聞   通信販売の人気商品「茶のしずく石鹸(せっけん)」(10年12月7日以前の販売分)を使ってアレルギーを訴える被害が相次いでいるとして、京都弁護士会は30日、電話相談「茶のしずく石鹸アレルギー被害110番」を実施する。東京や大阪では弁護団が結成され、京都弁護士会も「実情を把握し予防や救済を考えたい。使用で異変を感じた人は連絡を」と呼び掛けている。  同品は小麦を加水分解した成分を含む。国民生活センターによると、使用者の間に湿疹(しっしん)や、重度の全身アレルギー反応の一つ「アナフィラキシー」発症の例が出ており、今月25日現在で1240件の相談が寄せられているという。 電話相談では弁護士が使用状況や治療経過などを聞き取る。電話番号は075・231・2500、午前10時から午後4時まで、相談無料。【成田有佳】


拡大する「茶のしずく石鹸」アレルギー被害 重症例も相次ぎ集団訴訟の動き2011.8.14 産経ニュース  「美肌効果がある」として通信販売で大ヒットした「茶のしずく石(せっ)鹸(けん)」をめぐり、昨年までの商品に含まれていた小麦由来成分によるアレルギー被害が拡大している。販売元の「悠香(ゆうか)」(福岡県大野城市)が5月に自主回収を始めてから、全国の消費生活センターに寄せられた被害相談は400件を超え、重症例も相次いだ。同社の注意喚起が不十分との指摘もあり、大阪などでは被害対策弁護団が発足、集団訴訟も視野に実態調査に乗り出した。 一時意識不明も 厚生労働省によると、原因物質の可能性があるのは、茶のしずく石鹸に含まれていた保湿成分「グルパール19S」。小麦に酸を加えた「加水分解小麦」と呼ばれる原料の一種だ。 グルパールは他の加水分解小麦と比べ分子サイズが大きいといわれる。サイズの大きい物質のほうが免疫反応を引き起こしやすいため、利用者の皮膚などから体内に吸収された際に小麦アレルギーを誘発。その後、パンやうどん、パスタなどの小麦製品を食べると、アレルギー症状が出るようになったとみられている。  国民生活センターなどによると、茶のしずく石鹸によるアレルギー症状には顔や目の回りのかぶれといった皮膚障害のほか、全身のかゆみや呼吸困難など、重篤な症状となるケースも少なくない。兵庫県赤穂市の女性が重体になるなど、急性アレルギー反応(アナフィラキシー)を発症して一時意識不明になった人も複数いるという。 【用語解説】茶のしずく石鹸 悠香が奈良県内の業者に製造を委託し、販売している石鹸。茶葉から抽出したカテキン成分などを配合し、シミや美白に効果があるとされる。60グラムで1個1980円と高価だが、累計で約5千万個を販売する大ヒットを記録した。


 茶のしずく石鹸」で相談650件=アレルギー、呼吸困難も ―国民生活センター 2011年7月14日 朝日新聞 小麦の加水分解成分が含まれていた「茶のしずく石鹸(せっけん)」の使用者に、急性アレルギー症状が相次いだ問題で、国民生活センターは14日、アナフィラキシーショックで呼吸困難になるなど、これまでに約650件の相談が寄せられたと発表した。 製造販売元の悠香(福岡県大野城市)は既に、同成分を含まない製品に切り替えており、昨年12月7日以前に販売された切り替え前の製品の自主回収を進めている。しかし販売総数が約4650万個と多く、同センターは周知徹底のため改めて注意を呼び掛けた。 国立病院機構相模原病院臨床研究センターの福冨友馬医師は「アレルギー体質のない健康な人が問題のせっけんを使用したため、新たに小麦アレルギーを発症してしまう」との見解を同センターに寄せた。 同センターによると、10日現在までの相談は約650件。このうち体に被害を受けたとする訴えは約250件で、被害者の2割は全身性アレルギーを発症。治療期間1カ月以上も被害者の4分の1近くに上ったという。 [時事通信社]