師走も扇風機で

Blog カナリヤの声

あっという間に今年もあと2週間となりました。
会員と空気汚染弱者の方々の生活に思いを馳せつつ、情報発信も原稿保有のまま掲載できず疎かとなりお詫びします。
ブログライターのカナリヤは室内への空気汚染に加えて衝撃音の受難が続き、声も出せないほどの侵襲で避難を繰り返しました。
この1年も室内へ侵入するタバコ副流煙と揮発溶剤などの濃度は、測定により高い数値を記録し、急性、慢性症状の診断が出ても対処できず逃げるのみでした。師走も窓を開け扇風機を回し続けて手指にしもやけの年末を迎えています。
この間、同様のSOS受信を受けて実態調査に臨みましたので、機会があれば記録を発信します。
会報12号の原稿も出揃いました。まだ、間に合いますのでお待ちしています。
どうぞ、良いお年をお迎え下さいますよう、みなさまのご健勝とご多幸をお祈りいたします。
*侵襲 【シンシュウ】手術・けが・病気・検査などに伴う痛み、発熱・出血・ 中毒など、肉体の通常の状況を乱す外部からの刺激をいう。(デジタル大辞泉)


大学の禁煙化

Blog カナリヤの声

 
9月はじめに、タバコフリー京都の大学部会から10月19日に開催の第2回大学禁煙化フォーラムについて下記の案内を頂きました。
一昨年の第1回目の大学禁煙化フォーラムには多くの大学から参加を頂き、大学間で有意義な情報交換ができました。各々の大学が禁煙化を推し進める上で、大きな励みになったと思います。この間、立命館大学が大学禁煙化を実施し、佛教大学も来年4月より大学禁煙化する予定です。 そこで、今年も下記の要領で第2回フォーラムを開催したいと思います。今回は、喫煙対策を積極的に進めておられる横浜のIT企業から特別講演を頂く予定です。学生さんにも大勢参加していただき、禁煙は自らの就活にも関わる課題であることを理解してもらえればと期待しております。
 またパネルデイスカッションでは、大学禁煙化を進めるためには、大学に関わるさまざまな関係者、様々な立場の人たちの合意と協力につながるよう、溝を埋める本音の議論ができれば、と思っています。できるだけ多くの大学関係者の方々、学生の皆さん、市民の皆さんの参加をお待ちしています。~~~~~~ ~~~~~~ ~~~~~~ ~~~~~~ フォーラムでは、今年4月からキャンパス内禁煙をスタートした立命館大学の取り組みと、これに続く佛教大学、京都大学の各健康管理センター所長から実態が紹介されました。●
講演「喫煙者は就活に不利? ~企業の最新禁煙事情~」では、全社員禁煙の横浜のIT企業幹部社員による「企業の禁煙化と学生の受け入れについて」を中心に問題解決の成果が披露されました。企業も既にここまで禁煙化が進んでいること、経営者と従業員が一丸となって取り組んだ健康保全と業績向上への経緯から、今後の社会と企業の動向を示す内容でした。

パネルディスカッション 「大学禁煙化-それぞれの立場・それぞれの想い」では、困難な状況に取り組む大学と、これに関わる近隣や学生代表の率直な意見が、聴く人の心を熱くするほど意義深い内容でした。大学の敷地内が禁煙となれば、一歩出た門前や通学路で学生が喫煙するという事態に、近隣の寺院や住宅からの苦情も露わとなるなど困難を極める中で、未来に繋がる命を守るために奔走する大学の良識に感動しました。様々な立場の人たちの合意と協力につながるよう、溝を埋める本音の議論を期待したフォーラムで、寺院住職、行政役職者パネリストの見解も聴きながら、穏やかに周りを説いて行く主催者の懐の深さ、受動喫煙の痛みを感知しない方々が、タバコの有害性を悟って、学生の将来の健康を守るために深い度量で困難に立ち向かう心意気が頼もしく、それは官より民の方が進んでいることも察知しました。 そして、大学学生会代表の意見が、明解でした。「我々、学生はタバコの害についてよく知らされていない」ので、そのような行動に至るのだと考えています。 ~~~~~~ ~~~~~~ ~~~~~~ ~~~~~~~ 会場のキャンパスプラザはこの建物内の会議室にタバコ煙ガスが入ってきて苦痛の体験が何度かあり、今回は発生源を確認することも予定して参加しました。当日、建物入口の喫煙場所は撤去していて、喫煙は斜め向かいの公園へと案内していました。しかし、1階入口から、かなり強いタバコ煙を感知しました。4階のフロアも会場も目、鼻、のど、肺に痛く、マスクも全く効果なしで3時間の聴講中に繰り返すタバコ煙ガスを感知しました。休憩時間に衣類の防虫剤臭、洗剤香料臭も感知しましたが、これは人が動かなければ微かになり活性炭マスクで防げるレベルです。帰りに館内を巡回して清掃員に喫煙所を尋ねると、館内にはないと応答、1階の受付で、館内、会議室でタバコ臭が入って来たが、この辺りもかなりのタバコ煙と残留ガスが浮遊していると伝えた。建物から出る時に更に強く眼と肺、鼻、喉の痛み、頭痛に襲われタバコ煙を感知した。斜め向かいの公園からではない建物敷地内で、まさしく喫煙中の場所を発見、これで建物内に流入するタバコ煙の発生源の一つは確定できました。 <参考記事>禁煙進むキャンパス 京都・立命館大など「全面化」2013年5月31日 朝日新聞デジタルhttp://www.asahi.com/edu/articles/OSK201305300134.html


柔軟剤香害-相談急増

Blog カナリヤの声

国民生活センターが柔軟仕上げ剤のにおいに関する情報提供を公表しました。
当会では会報8号(31頁)に、有害物質SOS「ダウニー被害について」受信と応答記録を下記のように掲載しています。
http://www.kyotokanariya.com/katsudou-houkoku/bulletin-008-2012winter.pdf長時間を過ごす住宅居室に常時侵入する空気汚染の被害はタバコと同様にダウニーも慢性中毒の症状になることが考えられます。香料が強いため、臭いに弱い人、とみなされますが、まずは界面活性剤、そして何種類もの化学物質で合成した香料と共に影響していると考えられます。タバコ対策と同様に受動被曝防止通知が出るように、体調が悪くなった時の場所と状況を記録して、(時には主治医の診断も)、国民生活センターへその都度、届ければ被害が記録され、多数となれば国の対策に繋がると考えています。*****この掲載から1年半、痛みを被った人が声を上げることで、今回の国民生活センターの情報提供に繋がり、社会の認識を変えるところまで前進したことを確認しました。(但し、においが危害-の表現は疑問、においの成分が原因と考えます)
ここ数年の消臭ブームで、洗剤、柔軟剤、除菌剤、芳香剤など強い香料含有品が宣伝され、消費者が惑わされて使用が急増した結果でもあります。
この経過において、特に、毎日の洗濯に使用される強い香料付柔軟剤は、すすぎ後も臭気が強く残留するので洗濯物を外に干すと近隣が窓を開けられない、戸建住宅周辺では排水溝も悪臭レベルとなるなど、また、その衣類を身にまとって外出すれば強い臭気と成分物質を放散させることから、見えない空気汚染物質の中でも原因を特定することが可能であり、被害の申告がなされたと考えられます。
今回、柔軟仕上げ剤のにおいが空気汚染源となって体調不良となる受動被曝者が急増していると公表されたことは一歩前進です。しかし、危害に及ぶ製品のにおいの成分を分析の上、健康被害を引き起こす物質を特定し規制しなければ解決しない問題です。 
*****http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20130919_1.html
国民生活センター 発柔軟仕上げ剤のにおいに関する情報提供 [2013年9月19日:公表]
 柔軟仕上げ剤は、衣類をソフトに保ち、傷んだ繊維を柔らかくすることをうたったものです。10数年前までは、部屋干しのにおいや汗のにおいなどを抑えるため、微香タイプの柔軟仕上げ剤が主流でしたが、2000年代後半から香りの強い海外製の柔軟仕上げ剤がブームとなったのをきっかけに、現在は、芳香性を工夫した商品の品ぞろえが広がっています。
 一方で、PIO-NET(パイオネット:全国消費生活情報ネットワーク・システム)に寄せられる「柔軟仕上げ剤のにおい」に関する相談件数が増加傾向にあります。そこで、収集した相談内容を分析し、情報提供することとしました。
相談の概要? PIO-NETに寄せられた「柔軟仕上げ剤のにおい」に関する相談件数は、2008年度は14件でしたが、2012年度は65件となり急増しています(注1)。春から秋にかけて、相談者が使用したものでない、隣家などの他人が使用した柔軟仕上げ剤のにおいについての相談が多く寄せられています。
?「柔軟仕上げ剤のにおい」に関する相談187件のうち、危害情報(注2)は61%(115件)で、2008年度は3件でしたが、2012年度には41件となり、急増しています。危害情報の内訳をみると、被害者の性別・年代は、30歳代~50歳代の女性が70%、被害にあった場所は、「家庭」が92%を占めています。
(注1)2008年度以降受付、2013年8月31日までの登録分。
(注2)「危害情報」とは、商品・役務・設備に関して、身体にけが、病気等の疾病(危害)を受けたという相談のことです。
危害に関する主な相談事例
【事例】 柔軟仕上げ剤を使用し、室内干ししたところ、においがきつく、妻と2人ともせきが出るようになった。柔軟仕上げ剤を使用したタオルで顔を拭くとせきが止まらなくなった。メーカーに連絡すると、柔軟仕上げ剤を持参して医師の診察を受けるように言われたのでそのとおりにした。2人共アレルギーの反応が低かったため、原因不明とのことで、複数の薬を処方してもらった。
【事例】 隣人の洗濯物のにおいがきつ過ぎて頭痛や吐き気があり、窓を開けられなく換気扇も回せない。柔軟仕上げ剤のにおいではないかと思う。医師の診察は受けていないが、家族3人全員同じような症状で今まで特定の物質にアレルギーがあると言われたことはない。
消費者へのアドバイス
自分がにおいに敏感な場合は、商品を選択する際に、商品の表示等に記載された芳香の強さ等を参考にしましょう。
自分にとっては快適なにおいでも、他人は不快に感じることもあるということを認識しておきましょう。
業界・輸入事業者への要望 においが与える周囲への影響について配慮を促す取り組みを行うよう要望します。要望先
日本石鹸洗剤工業会
参考記事http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130920-00000017-asahi-soci柔軟剤の香りで「体調不良」 頭痛・吐き気など相談急増朝日新聞デジタル 9月20日(金)7時27分配信


秘密保護法案とは

Blog カナリヤの声

10日ぶりに京都に戻ると、加藤登紀子さんからのメール(TOKIKO NOW)で、「秘密保護法案」が次の臨時国会に提出されることを知りました。
これについてのパブリックコメントは17日、今日が締め切りです。あまりのスピード提出で、国民に浸透する時間がないです。(これについて藤原紀香さんが詳しく書いてるので読んで下さい。) と記されていました。
探していると、下記の記事に出会いました。
元、日本テレビ「NNNドキュメント」ディレクターの水島宏明さんの発信です。当会発足の原点となった、あの「カナリアの子どもたち」の製作担当ディレクターと分かって感動しながら拝見しました。水島さんはその後も「ネットカフェ難民」ほか数々のドキュメンタリー番組や、著書で社会問題を広く知らせ、現在は法政大学社会学部教授となられています。
このような時に、日本社会の底流で起きている人々の現状や私たちの周辺に広がる理不尽な実態を数多く取材し、真実を見る目と伝える力を備えた頼もしいジャーナリスト水島宏明さんの記事を更に広く知らせたいと願って、下記に一部転載させて頂きました。
(見えない空気汚染に苦しみ、逃げ惑い、せめて安息できる居住を求めて声を上げた私たちも、同様に、迫害、欺瞞と隠匿、平気でウソをつく組織的な連携と考えられる弱者排除の行為に遭遇しながら社会を見つめています)

水島 宏明 氏の記事より*****
 *****  http://bylines.news.yahoo.co.jp/mizushimahiroaki/20130914-00028103/ 水島宏明 | 法政大学教授・元日本テレビ「NNNドキュメント」ディレクター
2013年9月14日7時31分
☆藤原紀香が「秘密保全法」への危機感 ブログでの勇気ある発言をたたえたい
安倍政権が制定を意図する「秘密保全法」。これには、報道各社や日弁連などから反対の声が上がっている。原発の汚染水が毎日、海に垂れ流されている状態だとしても、首相が「(福島第一原発の汚染水は)0.3平方キロメートルの港湾内に完全にブロックされている」などと平気でウソをつくのが政府というものだ。
だから、政府自身が何が「秘密」かを決めるという「秘密保全法案」には反対だ。
報道機関が報道できる範囲が狭まり、ますます権力側のやりたい放題になってしまう。マスコミ各社もこぞって反対しているが、残念ながら国民の危機感や、問題への関心は高いとはいえないのが実態だ。
「法律のことなんかよく分からないや」というのが多く国民の感想だろう。そんななかで、タレントの藤原紀香さんが自身のブログで、政府が進める「秘密保全法」への危機感を表明した。今回、僕は藤原さんのブログについて、フェイスブックで話題にした人がいたので偶然知った。
http://www.norika.ne.jp/cgi-bin/spdiary-j.cgi?id=7&file=201309(以下、藤原紀香さんのブログより)秘密保全法案を、各所で読んでみたらその適用範囲が曖昧なので、そのようなスパイ行為にあたるものだけでなく、国が'この案件は国家機密である'と決めたことに関しては、国民には全く知らされないことになり、 放 射能汚染、被爆などのことや、他に、もし国に都合よく隠したい問題があって、それが適用されれば、私たちは知るすべもなく、しかも真実をネットなどに書いた人は罰せられてしまう。。。なんて恐ろしいことになる可能性も考えられるというので、とても不安です
 ~~~~ ~~~~ ~~~~~
とても分かりやすい言葉で、自分の考えをきっちり書いている。藤原さんの言う通りで、「国家機密」がどこまでなのか曖昧なのだ。安倍首相の「汚染水は完全にブロックされている」じゃないけれど、ウソをつくのが習い性である国家権力。その政府の判断で「これは秘密だからバラした人は処罰する」「報道した人も処罰する」ということになるとどうなるか想像してみてほしい。
国民は「真実」を知らされなくなってしまう。政府に批判的な報道は許されなくなってしまう。 もし「実は安倍首相の言ったことは東電関係者の認識とは違っていて、汚染水は港湾の外にも流れ出ている」と官僚がバラすと処罰される。報道した記者も処罰される。
繰り返すが、権力を持つ側は自分たちに都合の悪いことについては平気で事実をねじ曲げて発表する。それは私自身も記者生活で嫌というほど経験してきた。安倍政権に限ったことではない。国家や地方自治体など、およそ「権力」という存在はウソをつく。権力にかかわる政治家、あるいは、官僚たち、さらには国家に準じる機関、たとえば、電力関係者・・・。それぞれ大きなウソもあれば、小さなウソもある。原発などの原子力関係施設の震災などへの備えの弱さの隠蔽。原発などの事故や点検ミスの過小評価。 
教育現場における不祥事。いじめの隠蔽。健康に害を与える農薬の危険性の隠蔽。自衛隊の不祥事の隠蔽。警察の不祥事の隠蔽。
北朝鮮外交をめぐる外務省の裏交渉の隠蔽。生活保護の現場での違法な運用の数々の隠蔽。
国道トンネルの安全点検の不備の隠蔽。重大な事故が起きた後での「結論先にありき」の事故調査委員会の筋書きの隠蔽。不正請求を繰り返す医療機関への甘い助言の隠蔽。
違法な働かせ方をするブラック企業への取り組みの甘さ。自らの組織内でのセクハラ、パワハラの実態の隠蔽。などなど・・・本当にキリがない。記者だった頃に取材した問題でも数えきれないほどある。
政治家も官僚も。中央でも地方でも。平気でウソをつく。嫌というほど経験してきた。だから、「秘密保全法」などというものは信用ができずに反対だ。それを藤原さんのブログは噛み砕いて、とても心に響く表現で問題のありかを伝えている。日本では人気タレントが政治的な問題について意見を言うのはまだごく少数派だが、藤原さんのブログ発言はとても勇気ある行動だと思う。(以下、藤原紀香さんのブログより)大好きな日本にずっとずっと住んでいたいし、いま一人一人が自分の声をあげないと、秋の臨時国会にはこの法案がこのまま通ってしまうとのことで、これはきちんと国民の一人として意見しなければと調べましたら、 意見提出期限は9月17日(火)必着です。と電子政府の総合窓口に書いてありました。 こんなに大切な事柄なのに、たった2週間受け付けるパブリックコメントで、この法案を決めてしまうの?!あと4日足らずなので、それぞれ、賛成、反対などの意見を書きましょう♪ この法案のこと、周りに聞いたら、知らない人が多くて。賛成するのも、反対するのも、こんな法案が秋から実施されることになっているんだよと、まずは'知ること'が大事ですよね。だから、皆さんに伝えるために書きました=(*^_^*) 賛成の人、反対の人、それぞれ、意見は政府へのパブリックコメントに書きましょう~。
*****<参考> 秘密保護法案とは
秘密保護法案のポイント=2013年9月14日 毎日新聞国の安全や治安に関わる重要情報の漏えいに厳罰を科す「特定秘密保護法案」の概要が公表された。何を「秘密」とするかは行政側の裁量で決められ、公務員だけでなく「秘密」を取得した民間人も処罰対象になる。罰則も最長懲役10年を想定されている。情報公開とは逆行することも想定され、国民の「知る権利」を侵害する恐れも指摘されている。
水島宏明ブログhttp://blog.goo.ne.jp/hiroakimizushima
日本弁護士連合会 秘密保全法制とはhttp://www.nichibenren.or.jp/activity/human/secret/about.html


台風大雨と残暑のお見舞い

Blog カナリヤの声

16日の明け方から各地で猛威を振るった台風18号は、「これまで経験しなかった数十年に一度の大雨」という特別大雨警報が発令された京都・滋賀・福井県では冠水、浸水が相次ぎ、避難指示の対象者は30万人を超えるなど、ハラハラしました。
被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。
大型で強い台風18号は近畿を直撃して北上後、雨以外にも猛威を振るう突風により、負傷者のほかに、住宅の損壊、自動車の横転などの被害、一部地域で停電も起きるなど各地で甚大な被害を及ぼしました。これは最近になって発生し始めた異常気象が同時進行の現象かと察しながら、福島は大丈夫かと心配しました。
気象庁が運用後初めて発令したという「特別警報」は「数十年に一度の」震災も近いことを彷彿とさせ、いつでも、どこでも起きる、その時の心構えと準備が必要と受け止めました。
台風一過で、朝夕は一気に秋らしく涼しくなりましたが、日中は青空に強い陽ざしで残暑はまだ暫く続くでしょう。お大事になさって下さい。
7月末から8月初めに会員連絡を兼ねて、電話で暑中お見舞いもご不在の方にはその後のフォローもできず、ブログも原稿のまま掲載が遅れてしまいました。
今年は、役員申し合わせにより8月は活動を休止しました。9月も動けずでしたが、ようやく、役員会を開いて下半期の計画実行を検討します。ご意見をお待ちしています。


猛暑にパラジク剤

Blog カナリヤの声

7月も10日過ぎから一気に暑くなり、会報の発行迫る日も激しい雨が再々の中、暫くぶりに市民活動センターへ出かけました。
館内の空気が苦しい、いつものタバコ残留ガスのほかに、何かが蔓延している。
目が霞む、吐き気、後頭痛、目、鼻、のど、咽頭、肺が痛むのを我慢しながら、2階も3階も同様に全フロアに放散の空気汚染は床洗浄剤かとも、しかし、トイレでパラジク剤臭を強く感知して吐き気する頭痛に続く症状は著しくも現物は確認できずに退散しました。翌日も午後から出かけると、メンバーが大雨で予定を変更して幸いであった程、前日同様に全館がパラジク剤に覆われた館内で慌しく作業を済ませ、帰りに立ち寄った1階のトイレでようやく発生源のパラジクボールを確認し、管理事務所職員に届けました。
s-s-パラジクP1070353.jpg清掃請負業者がすることで、職員は知らない、という応答であったが、現場の確認を願い、アレルギーや発ガン性が指摘されているパラジク剤が高気温の中で高揮発となって全館に放散されていること、よって苦痛であることを伝え、職員、来館者が吸引している空気質の安全を願って、即刻の撤去を要望しました。
1週間後に出かけると、まだ少し残留していると感知しつつ、トイレのパラジクボールが撤去されていることを確認しました。当会では、これまで地下鉄駅ほか公共的施設のトイレに配置されたパラジク剤について、危険性を伝え撤去して頂くことも進めてきました。公共的施設は要望により、ほぼ撤去します。しかし、住宅近隣から排出・放散されるパラジク剤は農薬やタバコ煙と同様に規制がなく、更に暴露時間が長く、知らず知らずの内に人の健康を蝕むシックハウスの大きな要因となっていることを会報でも発信し、行政に要望しています。
<参考> 東京都では15年前からパラジクボール追放運動反農薬アドバイスよりーパラジク製トイレボールを撤去させるには
【質問】
 学校などの公共施設で使用されているパラジクロロベンゼン(以下、パラジク)のトイレボールを撤去してもらいたいのですが、どうしたらいいでしょうか。
【答え】
 まだ、パラジクのトイレボールを使用しているところがあるのですね。
東京都では97年の反農薬東京グループの申し入れ以後、学校、病院など都が管理している施設でのパラジクの使用をやめています。また、首都圏の電鉄会社もほとんどやめているはずです。その他、学校では横浜市、横須賀市、桶川市など市民が要望したところでは撤去されています。
ですから、まず、やめてくれと声をあげることが大事です。
 それにはトイレボールを使用している施設の管理者に要望書を出すのがいいと思います。パラジクの毒性や規制の経過は以下のようなものです。
 1996年11月、労働省は「酢酸ビニル等4物質にかかるがん原性試験の結果」を発表しました。4物質はそれぞれ動物実験で発ガン性があることがわかりましたが、中でもトイレボールや衣料用防虫剤として身近に大量に使われているパラジクに発ガン性があるという報告は衝撃を与えました。この実験は吸入毒性の実験であり、主に室内の空気を汚染し、野生生物よりも人体汚染が進んでいるパラジクの危険性がクローズアップされたわけです。
(作成:1999-6-27 t08903#連載#99-05)


祇園祭りのタバコ煙

Blog カナリヤの声

疫病神を鎮め退散させる祭礼として千百年余の伝統を有するという祇園祭は、例年14日~16日の3日間は四条通と烏丸通の一部が(18~23時まで)歩行者天国となって多く人出で賑わっています。しかし、この歩行者天国は、京都市が指定する路上喫煙等禁止区域であるにも関わらず、タバコ煙が拡散していました。 SSS祇園祭P1070408 - コピー.jpg今年は宵々々山辺りからゲリラ雨など急な天候変化で、会報の発行準備に通う道中でずぶ濡れになったり、それでも予定どおり発行、発送がほぼ完了した16日の夜、「烏丸WACプラザ」へ出来上がった会報を届けに立ち寄りました。
こどもと女性の起業を支援する「WACプラザ」では「祇園祭りちょっと一服チケット」で飲み物と軽食を販売していましたので、休憩と交流を楽しむ来訪者で賑わっていました。
帰りは22時頃になり、メンバーと烏丸通りを御池交差点まで歩きました。歩行者天国も終盤で車の排気ガスもなく、しかし、屋台から排出する燃焼ガスや煙も苦しいと話しながら、途中で何度も眼と肺が痛く頭痛に至って、これはタバコだと判りました。
歩道脇に座り込んで飲食とタバコを交互に口にする人々、幼児、児童を前に坐らせて、飲食しながら喫煙する複数の女性には、メンバーも驚きの声を上げて、やっぱりカナリヤ会の活動は重要だと激励されました。
翌日、17日の山鉾巡行も歩行者天国で、午後1時頃に烏丸御池交差点を通過と聴いて出掛けました。 SSS祇園祭P1070436.jpg
平日の昼間でも大勢の見物客に驚きました。目の前に金襴・西陣織やインド、ペルシャなどの模様の懸装品で豪勢な設えの神輿とこれを担ぐ大勢の氏子たちの装束に見とれていると、頭痛、鼻、喉、肺が焼けつくように痛む。周りに喫煙姿はない。期間中は喫煙解禁とされていたのか、喫煙天国の様相に気がつく人はいないのだろうか。  SSS祇園祭P1070418.jpg 暫くして、タバコ煙は近くのコンビニの店頭喫煙所からと察しましたが、道路から一歩入った店頭での喫煙は路上喫煙と全く同じであるのに、路上喫煙ではないとして禁止区域であっても対象外となっているとすれば矛盾している。
祇園祭は疫病神を鎮め退散させる八坂神社の祭礼であると伝えられていることも考えれば、せっかくの車排ガス規制で安心の歴史を学ぶ場に蔓延する空気汚染源ータバコ対策を願いたい。


会報11号をアップしました

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7月15日の発行直前に記載した編集後記のとおり、選挙後の先行きを案じたカナリヤの予感は現れ始めています。
タバコ煙や農薬・殺虫剤そして放射能ほか有害物質による健康障害について、真実を伝える内容を会員以外の方々にも広く知って頂ければ幸いです。ご意見をお待ちしています。


会報10号の記事訂正

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会報10号27頁6-6に掲載『原発の放射線と携帯電話の電磁波(電波)はどちらが怖い? 』の記事中、
「携帯電話使用と電磁波被ばくリスク」ついて、
「脳腫瘍のリスク上昇」が「全ての癌のリスク上昇」と混同している記述は誤りである、と著名な専門家より下記の指摘を受け、更に第三者(研究者)の意見により、執筆者の了解を得て訂正しました。
携帯電話使用で「脳腫瘍リスクが5%増加する」≠「全癌確率が5%増える」脳腫瘍で死亡するリスクは、全ガン死の300分の1です。
携帯電話使用で脳腫瘍リスクが5%増加するとしても、それが全ガンリスク増加に
寄与する割合は、その300分の1です。
指摘を頂きました内容は会報11号に掲載しています。


会報11号を発行しました

Blog カナリヤの声

会報11号は、予定どおり、7月15日に発行し、発送しました。
間もなくお手元に届く予定ですが、内容は下記のとおりです。今号から、人が健康で生きていくための保健と人の命を救う医学と医療のあり方を問い、社会問題の原点を考える「医療と社会問題」の項を新たに加えました。
目次1.
活動報告
2.
特別寄稿
蓄積する化学汚染と見えない人権侵害―次世代へのリスクを
考える2.1. 特別寄稿1  「改正建築基準法施行から10年」  弁護士 南 昌宏2.2. 特別寄稿2 「受動喫煙は人権侵害」
 弁護士 谷 直樹2.3. 特別寄稿3
「ヒューマンライツとしての受動喫煙対策:サイレントマジョリティに向けて」
 村田陽平
3.
ネットワーク紹介
「学校・保育園等では薬剤散布を禁止して」 子どもの未来と環境を守る会名古屋4.
カナリヤ講話

 「PM2.5の健康影響について」
国際ソロプチミスト京都-北山 公開例会 5.
化学物質問題
5.1.
水俣病:最高裁が初認定…熊本訴訟、基準柔軟運用促す5.2.
農水省・環境省発―住宅地等における農薬使用-新通知5.3.
EU、ミツバチ減少で殺虫剤禁止 12月から、保護強化5.4.
PM2.5「70超」で注意喚起 44府県が態勢5.5.
週平均「20超」で ぜんそく発作増 PM2.5巡る調査5.6.
京都清掃工場、排ガス発生を隠蔽 工場長がデータ改ざん指示5.7.
女性クールビズ「香り」推奨を撤回 環境省、文書も削除
6.
原発/震災/放射性物質問題
6.1.
原発輸出の不誠実 日本国内では慎重な一方、疑問残る官民推進6.2.
原子力規制委が敦賀2号直下に活断層と認定、原電の廃炉判断焦点に6.3.
南海トラフ M8以上60~70% 調査委「切迫性高まる」6.4.
福島第1で高濃度の放射性物質 東電、新たな汚染否定的6.5.
原発10社、廃炉検討ゼロ=新基準でも再稼働方針―選別進まぬ可能性6.6. 「原発事故による死亡者は出てない」自民・高市政調会長6.7.
原発新基準:選別加速…老朽基、迫る廃炉6.8.
放射能汚染による格付け6.9.
吉田元所長が死去 原発の光と影
7.
タバコ問題 関連情報
7.1.
喫煙の有害性検討、厚労省が初の専門委発足決定7.2.
喫煙と「胎児の脳への影響」7.3.
喫煙と歯周病7.4. 「たばこ」PM2.5の塊 喫煙の居酒屋は北京並み 脳卒中やがんリスク高まる7.5.
どうする受動喫煙対策 職場と公共施設以外でも甘えを排し厳しい規制を7.6.
ロシア、禁煙法案可決=下院7.7.
WHO 2013年の世界禁煙デー7.8.
禁煙世界地図 (屋内完全禁煙の国)
8.
医療と社会問題
8.1.
アレルギー、教員に研修…自公が対策法案提出へ8.2.
子宮頸がんワクチン、検討会「一時的に接種推奨控える」8.3.
歯科疾患と全身への影響8.4.
いじめ防止法案が成立 防止策や迅速調査、学校の義務に8.5.
政府、若者の自殺対策強化を提言 13年版白書8.6.
<生活保護>12年度は月平均213万人 過去最多を更新
9.
有害物質SOS受信 対応記録
9.1.
ショッピングセンター店内のタバコ煙がひどい 9.2.
大学構内で受動喫煙の苦痛
9.3.
家族が喘息で入会希望
9.4.
こどもがシックハウス症状で転居したい 9.5.
京都市北部周辺の住宅環境について
9.6.
シックハウスで症状悪化、弁護士を紹介してほしい

10.
「新たなシックハウス」の要因と対策について
参考1 生活環境におけるシックハウス対策 厚生労働省の案内参考2
住宅関連業者の対応―被害者が司法的救済を求めた事例
11.
会員便り
11.1.
会の事業と総会について11.2.
会報10号に掲載の「携帯イヤホンマイクで電磁波予防」は疑問11.3.
会報10号の「携帯電話使用と電磁波被ばくリスク」の内容について11.4. 「マンションの外壁塗装工事で6カ月の避難」11.5. 「母乳と子どものアレルギー」11.6.
私の震災体験から
12.
カナリヤの視点
13.
危機を予告した人々
14.
お知らせ