PM2.5について

Blog カナリヤの声

 身近な空気汚染物質 タバコ煙の「PM2.5」

今年になって、俄かに中国からの大気汚染物質PM2.5の飛来が問題視されています。中国の各地で深刻な健康被害を引き起こしている微小粒子状物質「PM2.5」が、日本の各地でも観測されていると連日ニュースで伝えられ、一気に国民の不安が高まっていると報道されています。
PM2.5とは、「直径2.5マイクロメートル以下(マイクロは100万分の1)の粒子状物質」の総称で、その大きさはスギ花粉の12分の1以下。石油・石炭などの燃焼、ディーゼル車や工場の排ガスのほかに、タバコ煙から発生する超微粒子物質であるとされています。この超微粒子物質が肺に入り込むことによる健康影響が懸念されています。
しかし、中国の大気汚染だけでなく、私たちの身近に浮遊するPM2.5の内容についての報道は少ないようです。
PM2.5P1040886.jpg当会は受動喫煙防止活動の必需品として、PM2.5測定機を切望していたところ、国際ソロプチミスト京都-北山様の推薦により、2011年11月に京都ロータリークラブ様から寄贈を受けました。当時は、PM2.5など一般には聴きなれない用語でしたが、この測定機(65万円)が寄贈された記事は京都新聞に掲載されました。
当会では、この測定機で受動喫煙の現場を測定し、苦痛の症状発生の実態をデータで可視化して予防対策の提言をしてきました。
日本における高いレベルのPM2.5の発生について、喫煙室のPM2.5は1000?/?、禁煙でない飲食店内のPM2.5は、500~700?/?に達することが測定されています。 (産業医科大学 産業生態科学研究所 (http://www.tobacco-control.jp/) 北京に1日滞在すれば 「たばこを21本吸ったのと同じ計算」と
(中国誌「新民週刊」)報道されているとおりであれば、PM2.5が100~500?/?になっている北京などの大気汚染と、日本の喫煙室におけるPM2.5の空気汚染は同じか、それ以上のレベルです。  北京PM2.5北京と東京のPM2.5.jpg (右図は東京都環境局HPより)→
職場や家庭で室内の喫煙、ほか住宅近隣また路上の喫煙によって、微小粉塵PM2.5が発生しています。長時間、長期に亘る受動喫煙によって健康が脅かされています。 日本のPM2.5の環境基準値は、1?当たり年平均値で15?以下かつ1日平均で35?以下とされています。(環境省)
人々が空気について関心を持つきっかけになった今こそ、私たちの身近で浮遊しているタバコ煙のPM2.5の危険性を知り、日本国内の受動喫煙をなくすことが先決です。