学習図書のご案内

Blog カナリヤの声

東京大学大学院の山室真澄教授が新刊 『貧酸素水塊 -現状と対策-』 を上梓されました。一昨年11月、当会のラジオ講座で山室教授にお話を頂きました「水から環境を考える」内容を更に詳しく学ぶ学習書としてご案内します。
 *貧酸素水塊とは、海洋、湖沼等の閉鎖系水域で、魚介類が生存できないくらいに
 溶存酸素濃度が低下した水の塊のことをいう。
発売前から、Amazon ベストセラー商品ランキングの「水質汚濁」で2位から14位辺りに出ているということは、私たちの命を繋ぐ「水」への関心の高さが考えられます。
山室教授のブログ「Limnology 水から環境を考える」2013-04-09より、交通事故のおかげで出版まで10年以上かかってしまいましたが、水環境分野では故・西條八束先生に出版を勧められた頃よりもさらに、貧酸素問題が深刻になっています。
内容紹介、並びに5月15日まで出版社に注文すると発売記念特価2,500円(税込・送料込)で購入も可能という案内など、詳細は下記にてご覧下さい。http://d.hatena.ne.jp/Limnology/20130409Limnology 水から環境を考える2013-04-09
新刊のご案内
『貧酸素水塊 -現状と対策-』 山室真澄・石飛裕・中田喜三郎・中村由行:著ISBN978-4-915342-68-4/236ページ(モノクロ)定価 本体2,800円(税別)
【内容紹介】 淡水域か海域であるかを問わず,日本の多くの閉鎖性水域で貧酸素水塊が発生している。貧酸素水塊の大部分は人の活動による富栄養化に起因するが,地形的・水文学的な要因により貧酸素水塊が自然に生じている水域や,逆に人為的な改変がきっかけで解消した事例も存在する。本書はこのように多様な事例をもつ貧酸素水塊について,いつから,どのような原因で発生し,どのような被害が生じたのかを整理した初めての成書である。貧酸素水塊が形成されている日本各地での具体的な事例を紹介し,対策技術別の実施例や実施後の状況をまとめ,水環境に関心をもつ一般市民や環境系の専門家・学生だけでなく,自治体関係者・工学関係者・コンサルタント業界といった施策側に立つ者にも有用な情報を提供することをめざした。