秘密保護法案とは

Blog カナリヤの声

10日ぶりに京都に戻ると、加藤登紀子さんからのメール(TOKIKO NOW)で、「秘密保護法案」が次の臨時国会に提出されることを知りました。
これについてのパブリックコメントは17日、今日が締め切りです。あまりのスピード提出で、国民に浸透する時間がないです。(これについて藤原紀香さんが詳しく書いてるので読んで下さい。) と記されていました。
探していると、下記の記事に出会いました。
元、日本テレビ「NNNドキュメント」ディレクターの水島宏明さんの発信です。当会発足の原点となった、あの「カナリアの子どもたち」の製作担当ディレクターと分かって感動しながら拝見しました。水島さんはその後も「ネットカフェ難民」ほか数々のドキュメンタリー番組や、著書で社会問題を広く知らせ、現在は法政大学社会学部教授となられています。
このような時に、日本社会の底流で起きている人々の現状や私たちの周辺に広がる理不尽な実態を数多く取材し、真実を見る目と伝える力を備えた頼もしいジャーナリスト水島宏明さんの記事を更に広く知らせたいと願って、下記に一部転載させて頂きました。
(見えない空気汚染に苦しみ、逃げ惑い、せめて安息できる居住を求めて声を上げた私たちも、同様に、迫害、欺瞞と隠匿、平気でウソをつく組織的な連携と考えられる弱者排除の行為に遭遇しながら社会を見つめています)

水島 宏明 氏の記事より*****
 *****  http://bylines.news.yahoo.co.jp/mizushimahiroaki/20130914-00028103/ 水島宏明 | 法政大学教授・元日本テレビ「NNNドキュメント」ディレクター
2013年9月14日7時31分
☆藤原紀香が「秘密保全法」への危機感 ブログでの勇気ある発言をたたえたい
安倍政権が制定を意図する「秘密保全法」。これには、報道各社や日弁連などから反対の声が上がっている。原発の汚染水が毎日、海に垂れ流されている状態だとしても、首相が「(福島第一原発の汚染水は)0.3平方キロメートルの港湾内に完全にブロックされている」などと平気でウソをつくのが政府というものだ。
だから、政府自身が何が「秘密」かを決めるという「秘密保全法案」には反対だ。
報道機関が報道できる範囲が狭まり、ますます権力側のやりたい放題になってしまう。マスコミ各社もこぞって反対しているが、残念ながら国民の危機感や、問題への関心は高いとはいえないのが実態だ。
「法律のことなんかよく分からないや」というのが多く国民の感想だろう。そんななかで、タレントの藤原紀香さんが自身のブログで、政府が進める「秘密保全法」への危機感を表明した。今回、僕は藤原さんのブログについて、フェイスブックで話題にした人がいたので偶然知った。
http://www.norika.ne.jp/cgi-bin/spdiary-j.cgi?id=7&file=201309(以下、藤原紀香さんのブログより)秘密保全法案を、各所で読んでみたらその適用範囲が曖昧なので、そのようなスパイ行為にあたるものだけでなく、国が'この案件は国家機密である'と決めたことに関しては、国民には全く知らされないことになり、 放 射能汚染、被爆などのことや、他に、もし国に都合よく隠したい問題があって、それが適用されれば、私たちは知るすべもなく、しかも真実をネットなどに書いた人は罰せられてしまう。。。なんて恐ろしいことになる可能性も考えられるというので、とても不安です
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とても分かりやすい言葉で、自分の考えをきっちり書いている。藤原さんの言う通りで、「国家機密」がどこまでなのか曖昧なのだ。安倍首相の「汚染水は完全にブロックされている」じゃないけれど、ウソをつくのが習い性である国家権力。その政府の判断で「これは秘密だからバラした人は処罰する」「報道した人も処罰する」ということになるとどうなるか想像してみてほしい。
国民は「真実」を知らされなくなってしまう。政府に批判的な報道は許されなくなってしまう。 もし「実は安倍首相の言ったことは東電関係者の認識とは違っていて、汚染水は港湾の外にも流れ出ている」と官僚がバラすと処罰される。報道した記者も処罰される。
繰り返すが、権力を持つ側は自分たちに都合の悪いことについては平気で事実をねじ曲げて発表する。それは私自身も記者生活で嫌というほど経験してきた。安倍政権に限ったことではない。国家や地方自治体など、およそ「権力」という存在はウソをつく。権力にかかわる政治家、あるいは、官僚たち、さらには国家に準じる機関、たとえば、電力関係者・・・。それぞれ大きなウソもあれば、小さなウソもある。原発などの原子力関係施設の震災などへの備えの弱さの隠蔽。原発などの事故や点検ミスの過小評価。 
教育現場における不祥事。いじめの隠蔽。健康に害を与える農薬の危険性の隠蔽。自衛隊の不祥事の隠蔽。警察の不祥事の隠蔽。
北朝鮮外交をめぐる外務省の裏交渉の隠蔽。生活保護の現場での違法な運用の数々の隠蔽。
国道トンネルの安全点検の不備の隠蔽。重大な事故が起きた後での「結論先にありき」の事故調査委員会の筋書きの隠蔽。不正請求を繰り返す医療機関への甘い助言の隠蔽。
違法な働かせ方をするブラック企業への取り組みの甘さ。自らの組織内でのセクハラ、パワハラの実態の隠蔽。などなど・・・本当にキリがない。記者だった頃に取材した問題でも数えきれないほどある。
政治家も官僚も。中央でも地方でも。平気でウソをつく。嫌というほど経験してきた。だから、「秘密保全法」などというものは信用ができずに反対だ。それを藤原さんのブログは噛み砕いて、とても心に響く表現で問題のありかを伝えている。日本では人気タレントが政治的な問題について意見を言うのはまだごく少数派だが、藤原さんのブログ発言はとても勇気ある行動だと思う。(以下、藤原紀香さんのブログより)大好きな日本にずっとずっと住んでいたいし、いま一人一人が自分の声をあげないと、秋の臨時国会にはこの法案がこのまま通ってしまうとのことで、これはきちんと国民の一人として意見しなければと調べましたら、 意見提出期限は9月17日(火)必着です。と電子政府の総合窓口に書いてありました。 こんなに大切な事柄なのに、たった2週間受け付けるパブリックコメントで、この法案を決めてしまうの?!あと4日足らずなので、それぞれ、賛成、反対などの意見を書きましょう♪ この法案のこと、周りに聞いたら、知らない人が多くて。賛成するのも、反対するのも、こんな法案が秋から実施されることになっているんだよと、まずは'知ること'が大事ですよね。だから、皆さんに伝えるために書きました=(*^_^*) 賛成の人、反対の人、それぞれ、意見は政府へのパブリックコメントに書きましょう~。
*****<参考> 秘密保護法案とは
秘密保護法案のポイント=2013年9月14日 毎日新聞国の安全や治安に関わる重要情報の漏えいに厳罰を科す「特定秘密保護法案」の概要が公表された。何を「秘密」とするかは行政側の裁量で決められ、公務員だけでなく「秘密」を取得した民間人も処罰対象になる。罰則も最長懲役10年を想定されている。情報公開とは逆行することも想定され、国民の「知る権利」を侵害する恐れも指摘されている。
水島宏明ブログhttp://blog.goo.ne.jp/hiroakimizushima
日本弁護士連合会 秘密保全法制とはhttp://www.nichibenren.or.jp/activity/human/secret/about.html