入会面談と居住地訪問で確認

Blog カナリヤの声

2月末に申し込みを受けて、書面で状況を理解し交信の後に実施しました。小学校に通っていたお子さんが、自宅マンション敷地内の植栽に散布する農薬で調子が悪くなり、通学も難しくなって転居した。しかし、転居先でも、また農薬散布と長期間の大規模修繕工事が続いて、さらに悪化したので京都に転居してきたという子育て中の方です。
書面には5年間の苦しみの経緯が、時系列でしっかりと記録されていました。医療機関もあちこち受診して、関東の有名病院でも診断されず、どこにも相談するところがなく転居を繰り返したということが解りました。
そして、
 京都府は、このようなこどもを受け入れる学校の対応がとても良くできていて救われました。ようやく、通学できるところに落ち着いたけれど、農薬シーズンになると、また心配で、同じ境遇の人と情報交換ができればと入会を希望したとのことでした。当会でも、4年前から通学できないこどもの問題に取り組み始めたところで、基本調査を兼ねた面談は居住地近くで行い、要因解明に向けて生活環境の空気質を感察することを了解いただき実施しました。現地に赴く当日は、在来線の車中で広々とした田園地帯を走る景色を眺めて1時間余りを経過した頃から、眼、鼻、喉の痛みと頭痛も始まりました。そして、初めて降り立った最寄駅で、外に出た時はそれほどでもないかと確かめつつ、出迎えて下さった新入会者と会って予定の会場へ向かいました。面談では、先に届けて頂いた子どもさんの症状発生記録を中心に、詳細を確認すると、要因は農薬散布だけではなく、転居先でも重ねてのマンション長期修繕工事ほか受動喫煙などが考えられました。さらに胎児期に遡ると、いくつもの要因が重なっていることが解ると話し合いました。面談後に、居住地、学校など周辺を車で案内していただきました。車に同乗して回る道中は、快晴の青空のもと一帯に農地が広がり、日曜日でも車も人も少なく、タバコ煙もない。しかし、面談者は、眼がこわばり、鼻、喉、咽頭、肺の痛みと頭痛が強くなり、喉の粘膜が剥がれて咳と声がれがひどく発現しました。すると、新入会者は、ちょうど今、一斉に田んぼに除草剤ほか農薬を撒いていますから、農薬ですか、子どもが訴える症状も同じだと伝えてくれました。自宅で日常的に同類の化合物を被っている来訪者が感知するレベルであり、通常、長時間を過ごす住宅や学校において良好な室内環境で生活できれば代謝できるようだと伝え、今後、子どもさんの調子が悪くなる要因の一つとして対策を考えましょうと約して終えました。