住宅居住のリスク~アスベストとタバコ

Blog カナリヤの声

昨年7月の当会ブログでも「タバコとアスベストで肺がんリスク54倍」を掲載しています。今後の「新たなシックハウス」問題として、危惧される老朽建築・住宅から既に飛散し、取り壊しによって、更にアスベストの飛散が見込まれる状況下で、喫煙、受動喫煙との相乗作用の危険性をお伝えしていますが、 アスベストを使用した住宅の問題について、NHKが調査した結果を6月12日の 
NHKニュースで下記のように報じています。過去にアスベスト使用の公営住宅は全国に2万2000戸以上、アスベストを吸いこんだ可能性のある人は、23万人余りに上る。以下、 NHKニュースより抜粋転載でお知らせします。 この調査は、NHKと「中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会」が行ったもので、聞き取りや情報開示請求を通じて、国や全国の自治体が保管していた公営住宅の管理台帳などを詳しく分析した結果、肺がんや中皮腫などの深刻な健康被害を引き起こすアスベストが過去に使われていた公営住宅が、全国で少なくとも2万2000戸に上ることが初めて明らかになった。しかし、この調査では、国はアスベストが使われた公営住宅の件数などしか把握していなかったほか、都道府県や市区町村も、一部を除いて住宅の名前や所在地を公表しておらず、対策工事が終わる前に住んでいた人への注意喚起もほとんど行っていなかった。自治体などによっては、住宅を解体したり記録を廃棄したりして把握しきれていないところもあり、実際にアスベストが使われた住宅はさらに増える見込みである。 今回、NHKなどの調査が行われるきっかけになったのは、かつて公営住宅に住み、最近になってアスベスト特有のがん「中皮腫」を発症した女性は、おととし1月から息苦しさを感じるようになり、その後、次第に激しいせきが出たり、けん怠感を覚えたりするようになって、病院の検査で「中皮腫」とわかり、担当医から余命1年半と告げられたため、悪性の腫瘍ができた胸膜を手術で切除したものの、がんの進行が止まらず、抗がん剤の投与を受けるなどして闘病を続けている。 この女性はアスベストを扱う会社や工場に勤めた経験がなく、どこで吸い込んだのかわからなかったため、アスベストの被害者の支援団体に相談して支援団体が調査した結果、幼少時を過ごした公営住宅の天井にアスベストが使われていたことがわかった。詳細記事 過去にアスベスト使用の公営住宅全国に2万戸以上 2017年6月12日 19時00分 NHKニュースhttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20170612/k10011015121000.html アスベスト使用の公営住宅記録廃棄のケースも2017年6月13日 4時21分 NHKニュースhttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20170613/k10011015461000.html