新たな年に願いを込めて

Blog カナリヤの声

あけましておめでとうございます。 
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

新たな年号への準備が始まる年に、次の世代の健康と平和が守られることを切望します。

 戦争のない平和を成就した「平成」の30年は、火山の噴火に始まり、3度の大震災など大災害が発生して、多数の犠牲者が出る甚大な被害が起きました。

 政変や経済変動もありましたが、自然災害の活性期の始まりのような地震を含む大災害が多発するなか、6年前の東日本大震災では大津波と原発事故が同時に発生し、人災、自然災害による未曽有の大災害を引き起こしました。
 人々は、自然の猛威と原発事故に驚愕し、いかなる科学技術も制御不可能な惨禍に安全神話が崩壊しました。私たちはこの教訓を記憶に留めるだけでなく、原発震災の危険性を次世代に伝えていかなくてはならないと深く思います。 昨年も台風、集中豪雨による河川氾濫から浸水、土砂災害が発生し、大きな被害が起きました。年末年始も被災された方々の困難な暮らしは如何ばかりかとご無事を祈るばかりです。 

   人災では、交通事故、化学工場の爆発や大火災、悲惨ないじめ、過労死、虐待・暴力による弱者排除などで尊い命が奪われ、空気汚染や薬剤使用という見えない凶器による事件も多発しました。人が健康や命を奪われても証拠がなければ原因を解明されることもなく藪の中となる理不尽な見えない暴力による被害も起きています。嘘・偽装・隠蔽、排除が罷り通れば、組織・集合体、共同体の規範も揺らぎ、ヒトの秩序が崩壊する社会で、私たちはどのように生きれば良いのでしょう。当会は今年3月に設立から満10年を迎えます。微力ながらも趣旨を貫き、身に迫る体験と空気汚染の受難に苦しむ会員の生活環境と空気質の観察を通して感知した「見えない有害物質」を捉えてきました。この実態は科学的思考により疑うことから発見する事実として、市民の視点で危害を伝える啓発活動を進めて参ります。今後も一層のご支援をお願いいたします。