七草がゆで無病息災

Blog カナリヤの声

新年の三が日は、太平洋側では快晴に恵まれましたが、寒い日が続いています。 良いお正月を過ごせましたでしょうか。松の内も終盤の七日正月は「人日の節句」に当たり、この日の朝食は一年の無病息災を願って、粥(かゆ)に春の七草を入れて食べる習慣があります。 そして、1月7日は「昭和が終わった日」であることも、今年は特に感じ入る「人日の節句」となりました。
DSCN3058S.jpgDSCN3068S.jpg人日の節句とは、中国から伝わってきた五節句(七草の節句、桃の節句、端午の節句、七夕の節句、重陽の節句)のひとつです。人日とは “人の日”という意味で、中国の前漢の時代に、元日は鶏、2日は狗(犬)、3日は猪、4日は羊、5日は牛、6日は馬、7日は人の日としてそれぞれの占いをたて、8日に穀を占って新年の運勢をみていたことに由来しているそうです。さらに唐の時代には、人日の日に「七種菜羹」という7種類の若菜を入れた汁物を食べて、無病息災を願うようになったとのことで、羹は(あつもの)汁という意味です。 七草粥の習慣は、正月に疲れた胃腸をいたわり、青菜の不足しがちな冬場の栄養補給をする効用もあり、新年の無病息災を願って定着したとされていますが、理にかなった慣わしだと思います。 <参考> 五節句とは
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京文化通信http://www.kyobunka.jp/gosekku_about.html 「息災」の意味 「息」はとどめる意、「災」を「とどめる」ということ。(広辞苑) 
「息」が「とどめる」を意味するのは、「休息」や「息をつく」という語があるように、 「静かに息づく」意味から転じたものである。(語源由来辞典)