複合粒子マイクロカプセルの侵襲性

Blog カナリヤの声

NPO・VOC研究会から、マイクロカプセルに使用されるイソシアネートの飛散・拡散の実態調査と健康被害発生についての報告書を年末に届けて下さっていました。当会会員の声と併せてお知らせします。 「侵襲」とは 
 「栄養・生化学辞典」の解説より 
(1)
疾病や発作が始まること.(2)
微生物が体内に侵入することマイクロカプセル本S.jpg
 
(3)
生体に傷害を与えること. マイクロカプセルの侵襲性(人体への負荷)について昨年の夏、こどもが農薬で調子が悪くなるという会員から、自宅のベランダに飛散する粒子状の薬剤と、散布中の写真でSOSを受けて、初めてカプセル散布を知りました。 (8/7ブログ掲載)
このほか、「臭いはないのに目や鼻、喉が痛くて咳き込む空気が自宅に入ってくるのは消臭剤か」と他の会員からも電話があり、ティッシュペーパーも痛いという連絡も受けていました。 偶々、マイクロカプセル研究のお知らせを戴き、8月のブログに掲載しました。マイクロカプセルは、粒子状の微小な容器であり、薬剤など材剤を内包して必要なときだけカプセルを破壊して内包物質を放出する仕組みを調べました。 参考 :
http://capsule.eng.niigata-u.ac.jp/
新潟大学工学部複合微粒子研究室  「マイクロカプセルとは?」-構造と働き- ほか、調製方法の文献よりマイクロカプセルは、大きさ(直径)が数μmから数千μm(1μm=1000分の1mm)の範囲にある微小容器の総称である。(*タバコ煙‐粒子の直径は0.5?~1?以下)
マイクロカプセルは中身とその容器とから構成されている。 内包する材剤は、薬剤、食品、殺虫剤,香料,染料、顔料、接着剤、農薬、殺菌剤、防錆剤、虫忌避剤、反応触媒等のいろいろな物質を固体,液体,あるいは気体の状態でマイクロカプセルの中に閉じ込めることができる。その容器であるカプセルの皮膜物質は、「ゼラチン」「エチルセルロース」「ポリビニルアルコール」「アルギン酸」「尿素樹脂」「メラミン樹脂」「ウレタン樹脂」「ポリウレア樹脂」のほか、「無機質マイクロカプセル」まで開発され、製品化するものに応じて使用していることが解りました。
しかし、「マイクロカプセルの人体への負荷」については、記事が見当たらない中で、交流団体のVOC研究会が実態を測定した結果と人体への影響について、戴いた報告書を読んで理解できました。カプセルの皮膜に使用される「ウレタン樹脂」「ポリウレア樹脂」は、イソシアネートの化合物を使用していることから、眼や呼吸器が標的となり、中枢神経系、関節、皮膚に至るまでの健康被害を引き起こす内包物との複合毒性が紹介されています。 ?イソシアネート・ポリウレタンの膜で包んだ香料、プリンタインク、殺虫剤、除草剤、殺菌剤など ?イソシアネート・シクロデキストリンの消臭剤や薬品、農薬など内包剤と共に複合の化学物質となって身の回りに飛散するマイクロカプセルの人体への負荷は計り知れないことが、とてもよく解りましたのでご案内します。VOC研究会の実態調査の報告書は、下記のサイトで閲覧できます。http://www.npovoc.org/ NPO・VOC研究会 ◎活動報告ニュース23在宅すれば一日10時間以上の副流煙を被ってきた筆者も、3年前余り前からタバコに替わる室内への空気汚染に変化があり、一昨年5月頃から眼、鼻、喉に異物感に始まる不明の粒子状物質が加わると、これまでにない鼻、喉、咽頭痛、肺痛、咳など呼吸器の炎症痛、眼瞼のただれと眼球に傷がつく結膜炎、痛い、見えにくいで受診すると視野障害の診断でした。就床後はタバコ燻しで咳続けて腰痛5カ月目に受診すると腰椎圧迫骨折、その後、膝や足首の関節損傷も起きて診断されました。 直近の年末年始も、移動滞在先で、タバコの合間に目鼻喉に異物感と共に始まる激しい眼の奥からの痛みと鼻、喉、咽頭の炎症と粘膜損傷痛、肺痛を被り咳が続きました。京都に戻っても同じ粒子状物質を被る中、タバコ煙の粒子は眼に異物感はないので、PM2.5よりも大きな粒子だと考え文献検索で調べました。タバコ紛いのガソリン不完全燃焼ガスが入り始めた時は、PM10の粒子かと察していました。そして、殺菌剤など塩素剤、燻蒸剤の揮蒸散かと感知していた眼を突く肺に刺す痛みの粒子状物質は、マイクロカプセルで室内に侵入していると気が付きました。隣接4方は居住生活音がないので洗剤、柔軟剤などの臭気はなく無臭の粒子です。イソシアネートは、3年半前に居住する建物の塗装工事が4か月も続いた際に、室内で簡易測定により検出されています。