除草剤でがん320億円の支払判決 米

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除草剤ラウンドアップの主成分である「グリホサート」については、2015年にWHO外部組織であるIARC(国際がん研究機関)が、毒性や発ガン性の懸念があると発表しています。その後、昨年6月、カリフォルニア州がモンサント除草剤を発がん性物質のリストに加えると発表しており、全米で同様の訴訟が起きて注目されていた評決が出たニュースです。
 カリフォルニア州で販売されている同製品の写真(2017年ロイター/Mike Blake)https://jp.reuters.com/article/monsanto-cancer-usa-idJPKBN19I0KZ カリフォルニア州、モンサント除草剤を発がん性認定2017年6月27日 [26日 ロイター]

米カリフォルニア州は26日、米農薬・種子大手モンサントMON.Nの人気商品である除草剤「ラウンドアップ」に含まれる有効成分グリホサートについて、7月7日から発がん性物質のリストに加えると発表した。同州の環境健康危険評価局の説明によると、モンサントは裁判所にリスト掲載の差し止めを申し立てたが認められず、同州は掲載の手続きを進めることになった。
<日本の報道>
除草剤使用でがん男性に約320億円の支払い命じる 米裁判所 2018年8月12日 7時46分 NHKニュース よりhttps://www3.nhk.or.jp/news/html/20180812/k10011574081000.htmlアメリカで大手農薬メーカー「モンサント」の除草剤を使っていてがんを患ったとする男性が賠償を求めていた裁判で、西部カリフォルニア州の裁判所の陪審は男性側の訴えを認め、モンサントに対して、男性におよそ320億円を支払うよう命じる評決を出しました。 アメリカのメディアによると、カリフォルニア州の裁判所の陪審は10日、除草剤の主な成分の「グリホサート」に発がん性があり、モンサントは危険性を十分に伝えていなかったとして、男性側の訴えを認め、モンサントに対して、男性に2億8900万ドル(およそ320億円)を支払うよう命じる評決を出しました。これに対してモンサントは声明を出し、「グリホサートに発がん性がないことは科学的に証明されている」として、上訴する方針を明らかにしました。この除草剤をめぐっては、全米で同様の訴訟が5000件以上起こされていて、この裁判は原告の男性が末期がんであるため迅速に審理が行われたと伝えられており、評決が注目されていました。