民法・刑法からみた受動喫煙による他者危害性

Blog カナリヤの声

「民法・刑法からみた受動喫煙による他者危害性」 公益社団法人 地域医療振興協会 より

https://healthprom.jadecom.or.jp/wp-content/uploads/2018/03/factsheet_b.pdf

「受動喫煙は、暴行罪、傷害罪にもあたる」との判例解釈も

住宅の受動喫煙被害に救済なしの現状で~困窮者の拠り所となる案内として

当会で支援できることは、相手方への告知や通知文の作成にあたり、受動喫煙の被害を司法がどのように判決しているかを知ることが必要であると考え、判例ほか参考資料を案内しています。

今年初に届いていた依頼にようやく応答ができた一件より、

診断医の紹介により、住宅の受動喫煙で受動喫煙症(レベル4)の診断に至った遠方他府県の戸建て住宅で起きている困窮者からの依頼です。

タバコ煙の発生源である近隣宅へ何度お願いに行っても、文書で届けても全く応答なしで、タバコ煙に消臭剤が加わるなど、安息、安眠が脅かされ症状は更に悪化、人権侵害の窓口に相談しても対象とされず、いよいよ、裁判所の調停を考えている。その前にもう一度、相手方に告知文を出すに当たって、作成文を見て添削を願いたいという内容でした。一読して不足箇所など指摘の上、参考資料を添えて案内しました。

判例に関して案内しました文献「民法・刑法からみた受動喫煙による他者危害性」では、ベランダ喫煙について「自己の所有建物内であっても、いかなる行為も許されるというものではなく、当該行為が、第三者に著しい不利益を及ぼす場合には、制限が加えられることがあるのはやむを得ない」という判決・判例と、「受動喫煙は、暴行罪、傷害罪にもあたる」との見解は、まさにその通りの被害者を支える解釈がなされていて勇気づけられます。

タバコほか見えない空気汚染に曝されお困りの方々もご覧いただければとお知らせします。

当会は設立時から会報にて受動喫煙と健康被害の実態を知らせ続け、10年前から岡本光樹 弁護士や大和 浩 教授に伝えてきました。これを受け止め危害を広く啓発して下さり、健康増進法や各地で条例制定が進むまでの大きなご尽力に感謝しています。しかし、住宅における受動喫煙被害の現実は益々窮地に至っています。