離島の会員から届いた柚子と干し柿

|

いつもの元気な声の便りが暫くないので案じていたところ、自家製の干し柿とゆずに菊の花を添えて送ってくれました。                                                              庭の木に鈴なりの柿を皮むきして吊るして干しただけなので無農薬です。 正月に泊りがけでお越し下さいとお誘いの便りも頂きました。  

DSCN2251S.jpg
島に移住して10年、古民家を購入して改築、畑を借りて野菜を作り食と居住の安全に取り組みながら、いつも、困っている人に手を差し伸べる余裕には感服します。

早速、干し柿をいただくと甘くて自然の恵みが詰まった美味しさが口に中に広がります。冷え込みが厳しくなって、ゆずは鍋物にお風呂にとありがたく感謝しながら、無事を祈りました。

柚子と干し柿.jpg


箱の中でグッタリしていた菊の花も、一輪挿しの水で鮮やかに蘇りました。

安息場所を探して歩いた秋の記録

|

毎年12月初旬も真っ赤な紅葉を愛でるところ、今年は何とか歩くことができても室内への空気汚染物質によっては肺が痛く呼吸困難も再発、いよいよCOPD(慢性閉塞性肺疾患)症状が出て続かずでした。                             それでも呼吸しても痛くない空気を探して歩いて辿り着いたのは、人出の少ない高い所やタバコ、線香のない社寺の境内でした。道中は苦痛でも安心して呼吸ができる初秋から晩秋の美しい景観に出会った場所の一部を写真でお知らせします。

10月末に洛西周辺の東海自然歩道を歩いて立ち寄った誰もいないお寺の境内で癒されました。浄住寺という黄檗宗の立派なお寺でした。

DSCN9729S.jpg

DSCN9748S.jpg
DSCN9723S.jpg
DSCN9786S.jpg
道中の民家の庭先で野菜の販売も     生け花のような見事な柿の木に感動

11月中旬、石の姿を眺めに六甲山の麓を歩いた時に高野山真言宗の鷲林寺で回復できました。
DSCN0240S.jpg
DSCN0298S.jpgDSCN0274S.jpgDSCN0408S.jpg
DSCN0355S.jpgDSCN0347S.jpg







DSCN0380S.jpg
        

冷え込む晩秋に~明日から師走

|

ブログの原稿を溜めたまま、アップできずに11月も最後の日になってしまいました。  後付けになりますが、追って、記載します。

取り急ぎ、当ブログを閲覧下さった方からの相談内容の参考までに、筆者の状況をお知らせすることにして直近の記録を記載しました。

 今回のお問合わせは、集合住宅の管理怠慢により発生した被害について、申告した居住者が「管理会社と管理組合」による排除の行為を訴えるに当っての相談です。

当会は、「住宅、学校、職場の安全」を願って生活環境の空気質保全活動をしています。その中でも、特に生活の基盤となる住宅がタバコや揮発剤等の侵入空気汚染に脅かされている実態を捉えて空気質の安全と健康被害の予防を啓発しています。 見えない空気汚染は証拠がないので解決は困難であり、申告すると逆にタバコや消臭剤、殺虫剤などで追われるなど住宅組織が関わることもあるようです。       証拠のない被害には弁護士も対応してくれませんが、ご相談内容の文面では、加害者を特定できる証拠があって弁護士が受任されたとのことですから、解決に向けて期待できると思います。                                                                         残念ながら当会では対応できない旨をご連絡先のファックス番号に送信しましたが届かずでした。お返事に代えて、ご参考までに集合住宅における室内への空気汚染の実態を掲載しますのでご覧いただければ幸いです。

 

タバコ・塗装剤に続く侵入物質の変化

|

集合住宅で起きている室内空気汚染の発生と変化について、              お問い合わせへの参考までにお知らせします。

今回の症状悪化は、居住する集合住宅で建物外部の金属塗装の告知により7月末から工事が始まり、室内には終日、強い塗装剤、塗料溶剤臭が入り始めた時からです。臭気の発生源は、自宅直下の室内でした。予告なく塗装剤の調合作業所として塗料缶など塗装工事一式を広げて強い臭気が揮発していたので判りました。

外部金属塗装工事は延長の上、更に次々と工事実施が続いて4か月に亘りました。この間、避難を繰り返して11月初めに戻って以降も、室内にはタバコ屑にガソリンをかけて燻すような空気汚染の変化が続きました。

<侵入物質の変化>

タバコ燻し(副流煙)~木くず燻し、ガソリン不完全燃焼ガス、金属燃焼臭、油性塗料洗浄剤(剥離剤)、粒子状物質、殺菌、殺虫燻蒸剤、粘膜びらん剤、催眠性ガス、蚊取り線香、そして、トイレ詰まりの悪臭と洗浄剤、防臭剤の混合ガスへ         (これまで殆どは無臭の揮散剤であったが、家庭用品紛いの瞬時臭出しへの変化)

11月以降-症状の変化>

眼や呼吸器の粘膜損傷痛は元より、頭が押しつぶされるような激しい頭痛はアセトアルデヒドかとボイスすると、翌日から帰宅時の玄関にリンゴの腐った酸化臭が強く、室内に入ると激しい後頭痛ほか、胴体や脚に発疹、顔に塩素挫創が更にひどくなるなど変化しました。                                          次いで、瞬時に眼と喉に異物感と同時に激しい咳やクシャミが続いて涙と鼻汁が止まらないなど粒子状物質に粉状の飛散物質と、殺菌・殺虫用の燻蒸剤らしきに催眠性ガスの侵入で、思考不可、起居不可となります。

時には、木屑や藁の燻し臭、金属や原油の焼けるような臭気で鼻、喉の粘膜損傷痛と眼が潰れる痛み、頭痛もタバコは後頭部の痛みから始まるが、要因物質により頭頂部から痛む、側頭部から痛む時もある。また頭の芯から痺れるように痛く、上腕から手指まで痺痛、脚腰関節痛、口内に唾液が溜まるなど農薬ニコチンやカドミウムも考えられる侵入物質による症状の違いを感知しています。                  眼の奥からの激痛と耐え難い頭痛、喉と咽頭、肺の粘膜損傷で咳が続く時は、殺鼠剤、殺菌剤、殺虫剤、塩素剤か、胃のつかえ、胃痛、消化不良、逆流する消化器の不調はヒ素化合物かと逃げ出した先で同じ痛みを被って判ったこれまでの体験と併せて記録しています。

そして、11月も末となっての急変

昼過ぎに外出して40分後の帰宅時に、自宅ドア前近くで吐き気がするほどの強いトイレ詰まり悪臭と洗浄剤、防臭剤の混合臭の放散に遭い、室内に入って20分後に同じ臭気が充満しました。鼻喉、咽頭痛、気分悪い頭痛がひどく60分後の再度の外出時には廊下の臭気は消えていました。しかし、夕方の帰宅時には、また、自宅ドア前近くの廊下に強いトイレ悪臭と洗浄剤、防臭剤の混合臭が蔓延しており、室内に入ると同様の吐き気する悪臭・異臭が充満、窓を開け放して換気扇をかけて90分後にようやく薄くなりました。                                          更に深夜の就床時から再び同じ混合臭にモーター音のような音も出し始め、朝、目が覚めると喉は粘膜が剥がれてひどい声がれ咳、頭痛、関節痛、全身痛で朦朧とする事態です。延々と繰り返してきたタバコ燻しに代わる侵入物質の変化は以前にもあったことです。

3年前に「近隣は朝夕の出入り音だけで居住生活の音がないのに、終日タバコ燻しが入ってくる」と管理社に伝えると、トイレ詰まりの悪臭と強烈なダウニー香臭を放散する等、同じことが起きた経緯がありました。

今回は、上階室の改装工事の告知により、居住者が入れ代わったように朝から一日中、居場所の頭上で足踏みなどで居住を装う音と察したが、一ヵ月近く続いた頭上でドンドン足踏音とタバコ燻しは、トイレ悪臭と防臭剤臭を出し始めた日から激減して、不明の粒子状物質の侵入に変わり、眼と喉の粘膜を著しく損傷し激しい咳と粘膜がこびりついて息ができなくなる粘膜びらん剤~窒息剤‐紛いに転じています。

昼間は逃げることができても、深夜、就床後の被曝が耐え難く症状が悪化します。  逃げられない人のことを考えなければと焦ります。

4か月間で骨密度の大幅低下

|

今月半ば、股関節の痛みと左足の裏も痛くなって2日間も終日在宅すると、タバコ燻しや揮発剤、塩素剤の侵入空気汚染で腰痛、膝痛も再発して受診しました。     昨年の腰椎圧迫骨折から1年半、破骨細胞による骨吸収を抑える投薬で4か月毎に骨密度を測定して、8か月目も上昇している結果が出ていたのですが。

この日は4か月ごとの骨密度測定を実施することになり、結果が出て驚きました。      主治医から「何でやー!薬飲んでるか、納豆、牛乳は摂ってるか」、「リハビリに通わないとせっかく8か月間で上昇した骨密度がもとに戻ってしまっている」と説教を受けました。7月末から住宅で金属塗装工事が始まり、4か月間も避難を繰り返してようやく自宅に戻ると、終日タバコ燻しが入ってくるので呼吸器損傷と共に骨への要因も考え、痛くても外出して歩くと少し治まりますというと、歩いたほうが良いと奨めてくれました。 リハビリは、医院入口の喫煙スタンドにタバコ の吸い殻燻しを放散中のことが多いので通院をためらうのです。 

整形医院タバコS.jpg今日も入口で、自宅に入ってくるタバコ燻しと全く同じだと感知して、見回すと吸い殻から立ち昇る煙が出ていました。待合室に入ると咳き込んでいる人が数人はいました。                       何とかしてほしいとお願いすると、「解った、対処する」と仰って下さり、時々、診察室から「肺炎も、タバコは止めないと治らないよ」という声も聴こえていましたので安心しました。

どこも満員の整形外科医院の繁盛と、入口に喫煙所の設置の矛盾、これに早く気付いてほしいと切望します。

参考                           http://www.ehealthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/tobacco/yt-005.html  労省eヘルスネット                                 タバコはカドミウムの重要な曝露源である。                                         カドミウムは骨がもろくなるイタイイタイ病を引き起こすhttp://www.kyotokanariya.com/katsudou-houkoku/bulletin-009-2012summer.pdf 当会会報9号 タバコ問題関連情報 P24P28

ja.wikipedia カドミウム 人体への影響                           カドミウム曝露の数時間後には、咳、口渇、鼻や喉の痛み、頭痛、目眩、衰弱、発熱、悪寒、胸部痛などの炎症症状がみられはじめる。カドミウム骨症を発症し骨がもろくなる。そのため関節痛、背部痛が起き骨折のリスクが高まる。

カドミウムを含む煤煙に曝露すると、悪寒や発熱、筋肉痛といったインフルエンザ様の急性症状(いわゆる「カドミウム・ブルー」)を引き起こすことがある。より重篤な曝露では気管支炎や間質性肺炎、肺水腫を発症する。

<カドミウムの用途> 塗料、顔料、メッキほか多数

カドミウムは工業用塗料にも含まれ、塗料の噴射により危険を生じることがある。  カドミウムを含む金属のめっき、溶接によって曝露する可能性もある。

京都御苑で喫煙可?とは?

|

今日こそ自宅で作業をと予定した日も、起床時からまた骨折かと思うほどの瞬時激痛の腰痛に次いで下肢と手指に痺れが起きて、食器を洗っている時に落として壊してしまうなど、今までなかったことが再々となりました。室内は、タバコ臭からガソリン燻し、揮発溶剤臭に変化して、眼と肺の痛みと喉の粘膜が剥がれてこびり付き、咳も息も苦しくなって逃げ出しました。真如堂の山の上で過ごそうかと出たものの腰痛が強く遠出は無理かと判断して、京都御苑へ向かいました。                                   通りからも見える鮮やかな黄色いイチョウの木と青空を眺めながら地下鉄の丸太町通りに面した門から入りました。

御苑2.jpg

御苑1S.jpg

紅葉樹を探して暫く進むと眼と肺が痛くタバコ臭を感知して、見渡すと前方のベンチで喫煙する姿が見えました。 

隣のベンチには幼児と母親座っていました。

御苑食堂.jpg

御苑喫煙3.jpg

声を掛けようとして、ここは禁煙だと思っていたけれども、違っていたのか休憩所の食堂で尋ねました。「建物内は禁煙なので、喫煙所はその奥にあります」と聴いて、案内のパンフレットはありますかと、見せてもらって公園事務所に行って確認することにしました。   

御苑4.jpg御苑6.jpg

途中で、公園協会の腕章をつけた巡回員に出会って、「ここは公共的施設だから禁煙ですよね」と問いかけました。「いいえ、ここは公園ですから、喫煙可です」との応答に、エーッと驚きました。          

御苑7.jpg

人は少なくひっそりとした広大な苑内に聳える真っ赤な紅葉を見つけて眺めて歩いていると、またベンチで喫煙中に出遭いました。

御苑8.jpg

案内書に記載の環境省の管理事務所に電話をかけて「苑内は喫煙可ですか」と尋ねると、「禁煙です」との応答を得てまた驚いて伝えました。 園内の掲示も案内書にも「禁煙」の記載がなく、公園協会の巡回員は「喫煙可」だと答えています。丸太町通りから入ってすぐにタバコ臭とベンチで喫煙中を確認しました。こどもが傍にいるベンチで喫煙も目撃しました。奥の方まで入っても眼と肺が痛い空気です。

御苑9.jpg

折角の行き届いた整備と管理で迎えて下さる美しい景観にタバコ煙と残留ガスが漂っています。人の健康にも火災予防にも「禁煙」の表示をお願いしますと伝えると「お知らせありがとうございました。手配いたします」との応答に安心して退去しました。これまで、春の桜のころに今出川近くの門から出入りしていたので「喫煙者」には出会わなかったようです。



京都ヒューマンフェスタ2017

|

京都府の主催で、人権問題について気づき、考え、行動につながることを目的とする総合的な参加体験型のイベント「京都ヒューマンフェスタ2017」が、「京都テルサ」で26日(日)に開催され参加しました。

この会場で、京都市主催の~支え合う 心が繋ぐ 支援の輪~「生命(いのち)のメッセージ展in京都」も開催されていました。

当会に助けを求めてきた空気汚染の被害者を人権問題として受け付ける窓口を探すことを考えて出かけました。重症の肺疾患で筋肉も骨も潰れる難病を患い、その進行要因となるタバコ煙の侵入によって命が削られる問題です。

京都府の人権啓発イベントのテーマは「認め合おう みんなの輝き 共生社会」でした。差別やいじめ、暴力など人権を侵害されたら一人で悩まず相談をするように相談窓口の案内や資料が展示され、弁護士ほか有識者の相談も特設で案内されていました。                                                                                              しかし、住宅の侵入空気汚染という被害・迫害に関する相談窓口は見当たりません。当会では10年前からその危険性について啓発してきました。何年もの被曝によって苦痛の末に命果てる住宅室内への侵入空気汚染という見えない被害は、発生源を確定できなければ止むことのない理不尽な暴力です。                  最近になって身近な「化学テロ」事件の発生など報じられていますが、即、死に至る被害でなければ、まだその危険性について認知されていません。

同時開催の「生命(いのち)のメッセージ展」で       

DSCN1618S.jpg

「生命(いのち)のメッセージ展」会場には、交通事故で命を奪われた幼い子どもや少年少女、青年の写真とメッセージが等身大のパネルで展示されていました。足元には靴が添えられていて、顔写真とメッセージを読んで回って、その瞬間まで元気よく歩いていた人が命を絶たれた無念さを想うと心が痛み、暴力への憤りがこみ上げました。       そして、そのご家族の苦しみも如何ばかりかと察し、悲しみが少しでも癒えますようにと祈りました。

過敏性の発現と発症の機序

|

化学物質への過敏性は、長時間、長期に亘って要因物質に曝され繰り返すと感作により引き起こされる反応であり、その症状は人により異なるのではなく、被曝する物質により標的部位が異なるが故の症状の違いであることを改めて体験しました。

この4カ月間、これまで以上の居住困難を極める室内空気汚染により、症状が悪化した経過から、発症の機序、要因物質と症状の発生についてお知らせします。

<経過より>

7月末から、居住する建物内の金属塗装に始まる工事で室内に塗装剤や溶剤等の揮散を被り、10月末に上階の改装工事も終えていると11月初めに戻ってきました。 その翌日の朝から、居場所の頭上でドンドン足踏みが延々と続いてタバコ燻しも終日という連日です。                                         妨害音と空気汚染の待ち受け設定に症状は進行して耐え難く、タバコ燻しにガソリン不完全燃焼ガス、塗装吹き付け剤のような粒子状物質の侵入などで、目鼻喉・咽頭痛、肺痛、頭痛、骨格全身痛となり、また逃げ出して11月も半ばに戻って2週間、在宅での作業は困難な状況で経過しました。                         4か月間の移動生活で戻る度に、眼、呼吸器の粘膜損傷と障害、骨関節・筋肉痛、痺れ、頭痛、皮膚発疹がひどくなる繰り返しでした。

症状悪化が著しく自宅を出てからの回復も困難となったこの間に、会員からの受動喫煙SOSに対応して住宅地の感度査察に赴きました。しかし、自宅でタバコとガソリン不完全燃焼ガスに曝されていると排ガスへの感度も高く、タバコに含有するトルエン、ベンゼン、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒドに目鼻喉、咽頭痛、肺痛、頭痛を被り、どちらも要因かと察して会員宅周辺から3キロ圏を歩いて空気質の違いを確認しました。

途中のお寺に立ち寄りました。人の気が全くなくて石段を昇った小高い丘に境内があり本堂と庭がとても見事な景観で迎えてくれました。ここで暫く休憩して少し治まりました。

DSCN9729S.jpg

DSCN9748S.jpg

しかし、帰宅すると、また、タバコ燻しが充満している室内に入ると激しい頭痛に始まり、ガソリン不完全燃焼ガスに粒子状物質の侵入を繰り返し、症状は益々、悪化する中で、事実の記録を続けました。

眼や、口の中に現れた爛れや顔に塩素挫創、胴体の皮膚に発疹などの粘膜傷害はデジカメで、骨格の損傷痛は受診して確認。発生する症状は被曝する物質によって異なることが判ります。

お問い合わせへの回答3件 

|

メールフォーム経由でいただきましたお問い合わせより、

住所、電話番号の記載がない3件について、下記のとおりお返事を申し上げます。

1. 化学物質過敏症についてデマを広げるネット医師に関して

2. 活動報告会、例会に参加希望

3. 医療機関の紹介依頼

大変遅くなりましたお詫びと共に、有害物質による健康被害から少しでも回復できますように祈念いたします。

化学物質過敏症についてデマ発信

|

1. 化学物質過敏症についてデマを広げるネット医師に関して

当会ブログを閲覧下さった方から、メールフオーム経由でいただきました。       医療関係者に化学物質過敏症という病気への偏見が強いのは、ネット上で化学物質過敏症を否定する個人の発信が大きく影響しているので何らかの対策を立てられないものかという問い合わせです。(詳細は下記に)

当会では、タバコや農薬、塗装剤、揮発溶剤などによる健康影響は眼や呼吸器の粘膜損傷に始まる傷害と内部炎症から中枢神経系に至って障害を引き起こす実態を会員からの報告にて把握してきました。それは原因物質から離れると症状が軽減し次第に治まることから、病気ではなく化学物質による中毒の傷病と捉えています。  会員の体験では、一般の医療機関で受診してもこれを理解する医師は皆無に近く、異常視されることも事実です。

そして、医師も社会も家族でさえも訴えを否定する理由は、内部損傷の痛みも要因物質も目に見えない傷害であるが故にと観察してきました。                被害者に起きている事実は、87年の提唱から「コンセンサス 1999米合意文書に至る内容そのものと体験していても、被曝と症状発生を証明する診断方法が確立しなければ医学・医療と社会の偏見は20年を経ても変わらずです。

今回の「ネット上で化学物質過敏症を否定する匿名医の発信」について知る会員は少なく、その記述の一部を閲覧して検討しました。関連文献も多数でお返事が遅くなりお詫びいたします。考えられる要点をまとめてお返事とさせていただきます。

<当会の考え方>                                       科学は疑うことから始まるとすれば異なる見識もあり、これを発信することも言論の自由である。しかし、見えない有害物質による健康影響を究明しこの事実に対応する医学・医療行為について、異議があれば研究論文にするところ、匿名で否定する発信を続ける内容を医師や研究者が受け入れるだろうか。

化学物質による症状発生とその苦痛は、化学物質の有害性を全く感知しない人には理解し難い分野であり、これを理解(対応)する臨床医への懐疑と自身が関れない医学・医療領域への焦慮に駆られて存在を否定しているのかとも考えられるが、指摘している矛盾点については的を射るところも散見する(下記 3,4)。

1.化学物質による発症の機序と健康障害は、自身が被らなければ理解し難い。   2.化学物質過敏症の否定というより、この存在を認める臨床環境医学と臨床医を否定している。                                            3.その診断方法と治療について、科学的ではないと指摘している。           4.症状の発現について矛盾していると指摘する事例は、確かに存在する。

<考えられる対策>

・日常的に被る化学物質の被ばく量を測る24時間装着型‐軽微測定機の開発。

・化学物質の暴露により症状が発現する事実を証明するー負荷テストの導入。

・医学教育全般の履修・必須基礎科目に毒性学を充実させる。

・診断方法と治療について見直す必要がある。

・血液検査にて体内に残留する有害物質の検出により症状発生の要因を探る。

・臨床環境医学に関する学会以外の紹介記述が見当たらないのは何故か。

・化学物質に過敏な症状発現と苦痛の訴えは、産業界にとって不都合な真実であり、死に至るレベルでなければ黙認する国の対策を考えることが要ではないか。

・各地で、この問題を理解する議員に政策への要望を伝え実現に向けること。

<参考>                                            「コンセンサス 1999」多種類化学物質過敏 1999年 米合意文書          (臨床環境医学 第9巻第2号) http://www.asahikawa- med.ac.jp/dept/mc/healthy/jsce/jjce9_2_89.pdf

▶化学物質問題市民研究会-ピコ通信/第130号 記事より http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/tsuushin/tsuushin_09/pico_130_CS_master_touroku.html  200910月 化学物質過敏症 健康保険適用へ                                  厚労省疾病分類―ICD-10 「その他及び詳細不明の物質の毒作用」 にて傷病名マスター登録 (コードはT65.9)http://www.medis.or.jp/index.html

http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/sick_school/cs_kaigai/Germany/mcs_Germany_CSN_Blog.html 20091月「ドイツ 世界で初めて多種化学物質過敏症(MCS)を身体的疾病として認める」―紹介記事――ドイツに於ける多種類化学物質過敏症(MCS) は、2005 年より身体的疾病として分類されている。MCS は、世界保健機関(WHO)国際疾病分類のドイツ版、ICD-10 GM に於いて、19章(傷害、中毒、その他の結果)、T66-T78(外因のその他及び詳細不明の作用)、T78.4(アレルギー,詳細不明)に分類登録。MCS は身体障害であり、障害状態は要望に応じて個別に是認される。

受信記録 「化学物質過敏症についてデマを広げるネット医師に関して」

日頃の活動、敬服いたしております。                           さて、近年の化学物質過敏症の蔓延により、少しずつこの病気に関する理解も広がりつつあるかと思います。しかし、特に医療関係者にはこの病気に関する偏見が強く、患者の大きな負担になっています。どうやらその原因の一つが、以下のページで批判されているNATROMというネット医師のようなのす。               NATROM氏はどこで道をあやまったのか~なぜ1994年報告書はMCS(化学物質過敏症)や臨床環境医を否定しなかったのか~」http://d.hatena.ne.jp/sivad/20150211/p1

NATROM氏は"suspect"の意味を正反対に受け取って米国医師会の勧告を誤読し、化学物質過敏症は医師会に認められていない詐病だとのデマを2002年から延々と拡散し続けています。著書も出しているインターネット上ではかなり知られた存在であり、多くの医療関係者がこの誤情報を鵜呑みにしているきらいがあります。多くの専門家と患者の努力を踏みにじるNATROM氏の行為に関して、何らかの対策を立てたれないものでしょうか。

京都カナリヤ会

京都カナリヤ会のWebサイト

月別 アーカイブ