化学物質への暴露を考え直す時

Blog カナリヤの声

「化学物質への暴露を考え直す時が来た”安全レベル”は害をもたらす」という化学物質問題研究会から届けて下さった海外の記事を紹介します。当会も発症と要因の解明には化学物質のテストと規制の方法を改めることを願ってきましたが、その通りです。

化学物質問題市民研究会  http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/

◆ 世界の研究報告紹介/カナダ ◆海外環境情報 「化学物質への暴露を考え直す時が来た”安全レベル”は害をもたらすことを研究が示す」ブライアン・ビエンコウスキー(EHN)訳:安間 武(化学物質問題市民研究会) 掲載日:2018年1月13日 このページへのリンクhttp://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/research/research_master.html

◆EHN 2017年12月20日のブライアン・ビエンコウスキーの記事を「化学物質への暴露を考え直す時が来た ”安全レベル”は害をもたらすことを研究が示す」として紹介しました。

サイモンフレーザー大学(カナダ)のブルース・ランパールが最近 PLOS Biology 誌に発表したレビュー記事の中で、ラドン、鉛、微小粒子状物質、アスベスト、タバコ、ベンゼンなど最も広範に研究されている有害化学物質や汚染物質のいくつかに関する一連の研究で科学者らは、疾病の発症又は死に関連する有害化学物質の量は、暴露の最少量において比例的に増大することを発見したとしています。これはこれらの化学物質には明確な安全レベル又は閾値が存在しないことを意味し、健康専門家や研究者らが、汚染暴露が多ければそれだけ結果は悪くなるという憶説(”毒は用量次第/パラケルススの法則”)をもっと疑うよう望むと述べ、次の様なたとえ話でわかりやすく説明しています。

“40年間、1日に3箱のタバコを吸うことは、時々被る少しばかりの二次喫煙に比べると肺には明らかに悪い。しかし重要な点は、副流煙に暴露させられる非喫煙者にとって、そのリスクは極めて大きいということである”。環境健康の専門家は、環境中のいたるところに存在するほとんどの有害化学物質は低用量で人々を害するが、化学物質のテストと規制の方法を改めることで命を救うことができると言う。

情報源:Environmental Health News, December 20, 2017It’stime to rethink chemical exposures – “safe”levelsare doing damage: Study