生活の中のネオニコ系農薬を考える講演会

Blog カナリヤの声

ネオニコ農薬に関する著書を次々と上梓されている水野玲子氏から、京都での講演会のお知らせを戴きました。

当会の会誌が届いたご連絡に添えて、明後日9日土曜日にパタゴニア京都で講演します。終了後にお話ししましょうとお知らせ下さり、当日申し込みで参加することができました。内容と感じたことなどお知らせします。

<講演会> 詳細はこちらから https://www.facebook.com/events/2628061230568121/

生活の中のネオニコチノイド系農薬を考える―ミツバチが教えてくれるもの    

わたしたちの身の回りで何が起こっているのか、一緒に知り、考えてみませんか。

主催の 総合地球環境学研究所 FEASTプロジェクトは、昨年の夏に京都市内で販売されている家庭用のネオニコチノイド系殺虫剤などの種類を調査した結果、61種類もあったと現物を回覧して下さいました。そして、人が日常的に生活の場で使用して拡散している実態を知らせる環境汚染への取組みの紹介がありました。

講演 「知らずに食べていませんか? ネオニコチノイド」 講師の水野玲子氏は、当会の会報10号(2013年)に「新農薬ネオニコチノイドの危惧される人体影響」を寄稿下さり、その後も情報を戴いています。                          

聴講中に、改めて痛感しました。

ミツバチの命を守るために養蜂家が国にネオニコ対策を要請すると、農水省の指導は「ミツバチの被害はネオニコ農薬からの逃げ方を指南する」のみと聴いて、人が生活圏で健康被害を受けるタバコや殺虫剤、放射能被曝の訴えに対する対処法と同様であることが判りました。

「日本人だけが知らないタバコの真実」と全く同じ構図であり、生活環境を汚染する危害について国民への周知徹底と、生産と使用を削減~禁止に向けることを急務として対処しなければ、次の世代が脅かされ続ける危急の問題 です。            

更に、野菜や果物は有機栽培でなければ多食は危険となると、貧富の差も健康格差を生むリスクとなります。

私たちが「住宅・学校・職場の空気質は安全か」を問い、タバコや農薬・殺虫剤の人体への影響を広く知らせる啓発活動を続けて10年目に、ようやく健康増進法の見直しが始まりましたが、住宅における被害の改善にはほど遠い現状です。

総合地球環境学研究所の事業として、生活圏の実態を調査するプロジェクトに期待し、その結果を予防啓発に向けて自治体や市民に働きかけて下さることを願いたい内容でした。

2時間余り滞在した会場は、楽に過ごせる空気と椅子に恵まれて幸いでした。

パタゴニア 京都は、環境に配慮した資材と店舗運営を理念とするアメリカのアウトドアウェア・スポーツウェアを製造・販売している企業であることも知りました。