会誌5号本編 その3

Blog カナリヤの声

シックハウスを体験する

今までの職場を取り壊し新しい建物を建てるため、仮の建物をリフォームして仕事をすることになりました。
3日ほど働いて頭痛がするようになり、その後眼痛がひどく目が開けられず横になる日が続きました。タチオンを服用し一週間ほどで症状は治まりましたが、同じところに出勤することは怖くて、仕事は辞めるつもりでいました。
職場の配慮で、リフォームしていない部屋に移動させてもらえることになり、働き続けることができました。
新しくなった建物はやはりしんどくて、シックハウスのレベルも調べてもらいましたが全て基準値以内とのこと。
やはり自分の感度が高いだけか…と思う私に、上司は「安全基準といっても、それ自体が正しいものか分からない。10年後にはいろいろわかってきて基準ももっと厳しくなるかもしれない。とにかく安心して働けるところで働いてほしい。」と声をかけてくれました。
あれこれと配慮してもらいながら働き続けることに申し訳なく思っている私に、「マイノリティを引け目に感じない社会でありたい。」と続けて語ってくれました。
生きていく社会の中でとても大切なことをきちんと語れる、そんな職場で働けることを私は誇りに思います。